

スタビライザーはオーストラリアの理学療法士により考案されたプレッシャーバイオフィードバック式のトレーニング装置です。 マンシェット型のデザインでアナログインジケーター付の加圧ポンプと空気を貯留する3層に別れたパッドで構成されています。 慢性頚部痛や腰痛症に特有のローカルマッスル(関節の安定性に関与する筋肉)の機能不全を評価すると同時に、 グローバルマッスル(関節を動かす筋肉)の過剰な活動を伴わずにローカルマッスルを正しく活動させる筋肉の再教育に使用できます。 更に下肢の挙上運動などの下肢負荷を加えた際の腰椎-骨盤姿勢制御を評価し、個々の筋肉の支持機能に合わせたトレーニングを段階的に展開していくことができます。
■特徴
インジケーター内目盛りには数種類のカラーマークが示されており、カラーマークごとに対応する特定の筋テストやトーレーニングを遂行できます。 ローカルマッスルの筋機能のスクリーニングテストとして使用することができます。 腰椎-骨盤姿勢制御のテスト及びトレーニングとして使用することができます。 正しいトレーニングが行われているかをリアルタイムに患者にフィードバックできます。 適切なホームエクササイズが指導できます。

背臥位にて頚部の彎局をニュートラルなポジションになるように設定し、頚部にパッドを当て軽くうなずくような動作を行います。 上記のローカルマッスルの正しい運動を学習します。


股関節の屈曲伸展及び回旋運動により支持基底面を徐々に減少させていき、 下肢負荷を与えた環境下でインジケータの数値を初期設定値に維持して運動を行うことで腰椎-骨盤姿勢制御がトレーニングできます。


背臥位及び腹臥位にて腹部にパッドを当て引き込み動作を行います。 このときにグローバルマッスルの活動を伴わずに正しいローカルマッスルの運動を学習します。